組合員活動報告

【夏休みの自由研究応援企画】海女さんからあなたへ。今までの海のコト、これからの海のコト。

2023.8.17

◇開催日:2023年8月17日
◇主 催:食べること
◇場 所:京都府民総合交流プラザ 京都テルサ

講師は三重県鳥羽市相差(おうさつ)町の『相差machioko志(おうさつまちおこし)』の海女さんお二人。お二人とは、昨秋、連合商品委員会の『海産&酪農アンバサダーin三重県』でお話を伺い、今回、京都にお招きしました。
獲れる魚の量や種類が変わってきたこと、真冬の海は、外にいるよりも海中にいたほうが暖かく感じるなど、何年も海に潜り続け、海の変化を日々実感している海女さんのお話を伺いました。また、海に潜る時はゴミ用の袋も持ち、岩場に挟まっている缶やプラごみ、亀が餌と間違えて食べてしまうスーパーのビニール袋なども集めるそうです。
漁師さんが漁で獲っても、「売れない」からと廃棄されてしまう魚や小さすぎる魚、海藻を食べつくしてしまう魚の『あいご』も、貴重な海の資源として無駄にしないよう、その未利用魚(みりようぎょ)を使った新商品の開発にも挑戦しているそうです。
お話の後は、海女さん自らが海で採取した貝殻やシーグラスを使って、アクセサリーなどを作るワークショップの時間。こどももおとなも、今の鳥羽の海、未来の海について考える学習会となりました。
『海産&酪農アンバサダーin三重県』の詳しいレポートはコープ自然派の情報メディアTable(タブル)のホームページでどうぞ。